当センターは2008年の5月の設立以降、全国各地での田んぼの生きもの調査活動を支援し、インストラクターやアシスタント講習会を開催して人材養成をしています。更に、国内に留まらず、韓国の生きもの調査活動の支援も続けています。ラムサール国際会議で水田決議に貢献をした映画「田んぼ」は、地球環境映画祭にノミネートされ注目を集めています。
現在は新たな市民運動として「田んぼ市民運動」を提案しています。米を生産する経済合理性の視点だけで田んぼを見るのではなく、命を育む視点で田んぼを再認識し、生きものの命を育む農業を実践し支援しようという運動です。生産者と消費者という関係性から田んぼと田んぼの生きものを守る新たな共通市民という関係性を構築する運動です。東日本大震災で被害を受けた田んぼを復興させる視点として今一番必要とされている視点です。
更に、当センターの活動目標であった民間型環境直接支払については「田んぼ支払い」という形で実施しています。戸別所得補償がなかなか国民の理解を得られないなかで、生きものを育む農業が地球環境に貢献していることを一番実感できる仕組みです。田んぼ市民運動のベースとなるものは「生きもの調査」であり、食の安全性だけで農業を評価するのではなく地域の生物多様性の向上を図る活動を評価する仕組みです。具体的な取り組みは産地だけでなく、米小売店や直売所で既に始まっています。詳細についてはホームページをご参照ください。
今年度からは生きもの調査の感動を伝える「生きもの語り」運動を積極的に展開しています。生きものとの出会いの感動や生きものと日常の生活の係わりなどを広く伝える活動です。表現方法としては文章や詩、俳句、川柳などの文字で伝える方法や写真や絵などのように視覚で伝える方法があります。生きもの調査のカリキュラムの中に子どもたちのお絵書きと親の川柳づくりが入っています。これらの活動を地域で積み上げてゆくことにより地域独自の「生きもの風土記」や「生きもの歳時記」が出来上がってゆきます。
当センターは農に根ざした地域の伝統文化を守り、総ての経済活動に優先する地球環境問題に取り組む農業を支援します。更に、田んぼの生きもの調査(市民調査)に参加することにより、これまでの人間中心の考え方から脱却し、生きものと一体となった地域社会の価値観を創造します。
当センターは、目的を共有化する市民、農業者(林業、漁業も含む)、生産法人、消費者、消費者団体、自然保護団体、地域活動家、教育活動家、環境NPO、行政、JA、学識者などがテーマ別に幅広く連携、協働していくネットワークの核となることを目指しています。更に、CSR活動を展開している民間企業と提携し、人と生きものに優しい農業と活動の輪を広げてゆきたいと思っています。
環境問題、農業問題、食料問題等に関心を持たれて活動をされている皆様には、是非、当センターにご入会いただき、今後の活動を共にしてゆきたいと思っています。
趣旨及び活動にご賛同いただけた方は別添の入会申込書に記入のうえ、郵送もしくはFAX.Mailにてお申し込みください。
平成23年
特定非営利活動法人生物多様性農業支援センター
理事長 原 耕造
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【入会申込書送付先】
〒194-0211
東京都町田市相原町4771
特定非営利活動法人生物多様性農業支援センター(略称BASC)
TEL:042-711-7015
FAX:042-711-7016
E-mai:tambo@basc.jp
【振込先】
三井住友銀行 高尾出張所
口座番号 普通 0642355
特定非営利活動法人生物多様性農業支援センター 理事長 原耕造
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